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ハゲに前兆はある?こんな症状があれば早めに受診を!

ハゲに前兆はある?こんな症状があれば早めに受診を!

ハゲを心配している方は、ハゲの前兆を確認しておくことが大切です。ハゲは、放置すると進行する恐れがあるため、できるだけ早く気づく必要があります。
ハゲの初期は、目に見えて薄毛の範囲が広くなるわけではないため、見るべきポイントをしっかりと押さえておきましょう。ここでは、ハゲの前兆と、ハゲに気づいたらすぐに始めたい対策について詳しくご紹介します。

こんな症状に注意!ハゲの前兆とは

こんな症状に注意!ハゲの前兆とは

ハゲとは、一般的に髪が薄く頭皮が透けて見えたり、生え際が後退したりした状態を指します。次のような症状が現れた場合は、次第に髪のボリュームが失われていき、生え際も後退する可能性があります。

頭頂部が薄くなったり生え際が後退したりしている

ハゲの原因の一つ「AGA」は、生え際が後退したり頭頂部が薄くなったりすることが特徴です。そのため、生え際と頭頂部に注目することで、ハゲ始めているかどうかがわかります。鏡で見て、明らかにハゲの前兆が見られた場合は、すでに進行している可能性があるでしょう。

できるだけ早いタイミングでハゲに気づくために、普段から生え際と頭頂部の薄さをチェックしておいてください。

髪が以前よりも細くなった

髪が以前よりも細くなった場合は、ハゲが進行している可能性があります。AGAは、ホルモンの一種「ジヒドロテストステロン」の影響で、髪の成長が妨げられることが特徴です。成長が妨げられると、細くて弱々しい髪が増えます。また、頭皮への栄養の供給が低下している場合にも、髪の栄養不足によって細くなるのです。

いずれの場合も薄毛につながるため、髪が以前よりも細くなったと感じた場合は、早めにクリニックを受診しましょう。また、あらかじめ髪の細さをチェックしておき、ハゲが進行した際に気づけるようにしておいてください。

ヘアセットがまとまりにくくなった

髪が細く弱々しくなると、ヘアワックスを使ってもヘアスタイルがまとまらなくなります。髪同士がワックスでまとまらず、パラパラとさまざまな方向へ動いてしまうのです。ただし、髪が乾燥しやすい冬に起こりやすい症状でもあるため、安易には判断できません。

ヘアスタイルがまとまらない場合は、髪の細さをチェックしましょう。細い髪が多いほどに、ヘアスタイルがまとまりにくくなります。

抜け毛が目に見えて増えた

人は、健康な状態でも1日100本前後の毛が抜けます。しかし、一気に抜けるわけではないため、抜け毛には気づきにくいのです。これが1日150本や200本と抜けるようになると、抜け毛が目に見えるようになります。また、いつもより少ない日数で浴室の排水口に毛が溜まるなど、間接的に抜け毛の増加を認識できるようにもなるでしょう。

なお、夏から秋にかけては一時的に抜け毛が増えるため、抜け毛が増えたら必ずハゲるわけではありません。抜け毛が多い状態が長く続く場合は、ハゲの前兆といえるでしょう。

頭皮が硬くなった

頭皮が硬くなると、血行が悪くなって髪への栄養の供給が低下し、ハゲるといわれています。しかし、頭皮は血流が豊富なため、頭皮が硬くなることでハゲのリスクが大きく上がるとは考えにくいとされています。ただし、「頭皮の硬さ」と「ハゲ」が無関係だと証明されているわけでもないため、念のため注意しておいた方がいいでしょう。

頭皮にかゆみや赤みがある

頭皮のかゆみや赤みは、炎症に伴う症状です。毛穴に炎症が起こると、毛が抜けてしまう可能性があります。広範囲にわたり強い炎症が起こると、それだけ多くの毛が抜けて薄毛になるでしょう。頭皮のかゆみや赤みは放置せず、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。

最近フケが増えた

フケが増えた場合は、頭皮環境が乱れている可能性があります。フケは、頭皮の角質がはがれたもので、頭皮が乾燥しているときに増えるのです。頭皮が乾燥していると、小さな刺激でも炎症が起こるようになり、結果的に抜け毛が増える場合があります。

ハゲの前兆を調べるときに見たいポイント

ハゲの前兆を調べるときに見たいポイント

ハゲの前兆を調べるときには、特定の部位に注目が必要です。見るべきポイントを間違えると、ハゲの前兆を正確に察知できません。次のようなポイントに注目しましょう。

前髪の生え際の後退度

前髪の生え際がどれだけ後退しているかチェックしましょう。これまで、指4本分だったのが5本分になった場合は、明らかに薄毛が進行しています。頭頂部は、鏡で見て薄さをチェックできますが、前髪の生え際は一目見ただけでは後退度がわかりません。普段から、定期的に額の広さをチェックして、いち早く薄毛の進行に気づくことが大切です。

抜けた毛の毛根

抜けた毛の毛根に注目しましょう。毛根部分が膨らんでいるものは、正常なヘアサイクルによって自然に抜けた毛と考えられます。しかし、毛根が膨らんでいない場合は、ヘアサイクルに何らかの問題が起きている可能性が高いです。AGAや髪の栄養不足などが考えられるため、早めに医師に相談した方がいいでしょう。

頭皮環境

頭皮に赤みやかゆみ、カサつきなどがないかチェックしてください。頭皮環境が乱れた状態では、健康な髪が成長しないため、その状態が続くとハゲる可能性があります。鏡で見たり、友人や家族に見てもらったりして、前頭部から頭頂部、側頭部、後頭部までチェックしましょう。

毛のハリと太さ

毛のハリと太さからは、髪がしっかり成長しているかどうかがわかります。毛が弱々しくて細い場合は、髪の栄養不足やAGAなどの原因で十分に成長していない可能性があります。ただし、成長途中の髪の可能性もあるため、それだけで薄毛が進行しているとは言い切れません。

寝ぐせがつくかどうか

「以前は、よく寝ぐせがついたのに、最近はつかなくなった」という場合には、髪のボリュームが失われている可能性があります。寝ぐせがつくには、ある程度のボリュームと太さやコシが必要です。そのため、寝ぐせがつかなくなった場合は、髪のコシや太さ、ボリュームに問題があると考えられます。

最近ハゲてきたかも!今すぐ始めたい対策

最近ハゲてきたかも!今すぐ始めたい対策

「最近、ハゲてきたかも!」と思った場合は、次のような対策を始めましょう。

シャンプーの回数や方法を見直す

1日何回もシャンプーしたり、ゴシゴシと洗ったりすると、頭皮が乾燥してしまいます。シャンプーは1日1回、指の腹で丁寧にやさしく洗うことを心がけましょう。また、熱すぎる湯は皮脂を必要以上に落とすため、ぬるま湯で洗うことが大切です。

基本的に、シャンプーは毎日するもののため、間違った方法が身についていると、頭皮環境が乱れてしまいます。できるだけ早く見直しましょう。

生活習慣を整える

十分かつ良質な睡眠や栄養バランスの良い食事、適度な運動、飲酒や喫煙を控えるなど、生活習慣を整えることが大切です。睡眠や栄養、運動は、いずれも髪の成長に大きく関係しています。また、飲酒や喫煙は結果的に髪の栄養不足を招くため、できるだけ控えてください。

忙しい方は、生活習慣が乱れがちです。少しでも睡眠の質を高めるために、寝る前にスマホやテレビなど光の刺激を受けないようにしましょう。また、できるだけ自炊したり、エレベーターを使わず階段を利用したり、工夫しながら生活習慣を整えてください。

食事の栄養バランスを見直す

タンパク質やビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養をバランスよく摂取しましょう。コンビニ食や外食が中心だと、どうしてもタンパク質や脂質、糖質が多く、ビタミンやミネラルが不足します。

常備野菜や冷凍野菜などを取り入れたり、魚介類を積極的に食べたりしましょう。また、サプリで栄養を補うのも一つの方法です。ただし、あくまでも栄養の補助として活用してください。

薄毛に知見のある医師に相談する

薄毛専門クリニックや病院などを受診することもおすすめです。「本当に、ハゲが進行しているのか」「何が原因なのか」など、さまざまな情報を得ることが期待できます。また、生活のアドバイスも得られるため、ハゲの進行予防につながるでしょう。

ハゲの前兆が現れたらできるだけ早く受診しよう!

ハゲの中でもAGAは、放置すると進行します。そのため、ハゲの前兆が現れたら、できるだけ早く受診することが大切です。しかし、忙しくて受診の時間を取れない方もいるのではないでしょうか。そのような方におすすめなのがアイメッドの遠隔診療です。

スマホを通して診察を受けられるため、近くに専門のクリニックがない方でも薄毛の悩みを相談できます。また、自宅に処方箋や薬が郵送されるため、なかなか自宅から出られない方にもおすすめです。ハゲに悩む前に、早めにアイメッドの遠隔診療をチェックしてみてはいかがでしょうか。

監修者

河村優子(かわむら・ゆうこ)

河村優子(かわむら・ゆうこ)

アンチエイジングをコンセプトに体の中と外から痩身、美容皮膚科をはじめとする様々な治療に取り組む医師。海外の再生医療を積極的に取り入れて、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療を提供している。

保有資格

  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
  • 日本レーザー医学会認定医 ほか
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