AGAナビ

薄毛治療やAGAについてわかりやすく解説!

頭皮クレンジングで汚れとにおい対策!具体的な方法と期待できる効果とは

頭皮クレンジングで汚れとにおい対策!具体的な方法と期待できる効果とは

頭皮の健康を守りたい方におすすめなのが頭皮クレンジングです。頭皮の汚れやにおいが気になる方が頭皮クレンジングをすることで、悩みを解消できる可能性があります。ただし、頭皮クレンジングをしなくても頭皮トラブルで悩まないように、生活習慣や洗髪を見直すことも大切です。ここでは、頭皮クレンジングに期待できる効果や具体的な方法について詳しくご紹介します。

頭皮のクレンジングはどのような対策になる?

頭皮のクレンジングはどのような対策になる?

頭皮クレンジングを習慣づけることで、次のような対策が可能です

・皮脂のべたつき対策

皮脂の分泌が多いと、髪や頭皮がべたついてしまいます。べたつきが多いと気持ち悪くてストレスを感じたり、周囲の人に不潔な印象を与えたりするおそれがあります。頭皮クレンジングを実践すれば、余分な皮脂汚れを落とせるため、べたつきの解消が期待できるのです。

・におい対策

皮脂汚れや過剰な皮脂を放置すると、雑菌が繁殖する原因となります。雑菌が皮脂をエサにして増えて、不快なにおいを発生させるのです。根本の原因である皮脂を頭皮クレンジングで取り除けば、においの改善が期待できます。

・気分がすっきりする

頭皮クレンジングでべたつきや、においが解消されれば、気持ちがすっきりするでしょう。気分がよくなることで、日常生活にもいい影響を与えられるかもしれません。

・ツヤのある健やかな髪へ導く

頭皮クレンジングで余分な皮脂や汚れを洗い流すことができれば、頭皮環境が整い、ツヤのある健やかな髪へ導くことが期待できます。

・スタイリングしやすくなる

べたつきのある髪にワックスをつけると、テカりやべたつきが増してしまいます。また、髪がうまくまとまらない問題もあるのです。べたつきを解消できれば、スタイリングしやすくなるでしょう。

頭皮クレンジングにはオイルを使ってみよう

頭皮クレンジングにはオイルを使ってみよう

頭皮クレンジングにもいろいろありますが、ここでは、オイルをご紹介します。頭皮クレンジングに向いているオイルは、肌への刺激が少ないオイルです。例えば、ココナッツオイルや椿油があります。栄養が豊富に含まれているオイルの方が高い効果を期待できるわけではありません。また、市販品を使用する場合は、添加物に注意しましょう。

添加物の種類によっては、頭皮に刺激がおよぶ可能性があります。できるだけ、添加物が含まれていないものを選びましょう。頭皮クレンジングの方法は簡単です。まず、頭皮全体をマッサージしてからオイルを手にとり、頭皮につけましょう。再び軽くマッサージをしたらお湯で洗い流してください。これを週1~2回行うことで、べたつきやにおい対策となります。

頭皮の健康を保つために心がけたいこと

頭皮の健康を保つために心がけたいこと

頭皮クレンジングで頭皮の余分な皮脂や汚れを取り除くだけでは、健康な頭皮を保つことは難しいでしょう。身体の内側から頭皮の健康にアプローチすることが大切です。次のようなことを習慣づけましょう。

・栄養バランスのいい食事

健やかな頭皮を保つには、タンパク質やビタミン、ミネラルなどを十分に摂る必要があります。野菜や果物が不足していると、ビタミンやミネラルが不足しがちです。肉中心の食生活では、タンパク質は足りていても、他の栄養が不足してしまうでしょう。さらに、自然に脂質を摂りすぎてしまい、頭皮からの皮脂分泌が過剰になる問題もあります。

また、過度なダイエットや偏食、コンビニ食を中心とした食生活も栄養不足の原因です。どれだけ頭皮クレンジングで頭皮を清潔に保っても、健康な頭皮を作るために必要な栄養が不足していると、トラブルの原因になりかねません。肉・魚、そして野菜や果物などをバランスよく食べて、頭皮に必要な栄養を十分に摂りましょう。

・良質で十分な睡眠

良質で十分な睡眠は、成長ホルモンの分泌を整えます。成長ホルモンは、頭皮の新陳代謝に欠かせないため、不足とならないよう心がけましょう。「夜ふかし」「ストレスによる不眠」「夜間にトイレに行く」などの行為は、睡眠の質を低下させることで成長ホルモンの分泌に影響をおよぼします。

良質で十分な睡眠をとることは、頭皮環境を整えるために必須なのです。夜ふかしを避けるのはもちろんのこと、睡眠の質を高めるために寝る前の飲酒やスマホ閲覧などは避け、室温と湿度を適切に調節して睡眠環境を整えましょう。また、食事は寝る2~3時間前までに済ませておくことが大切です。空腹を感じて寝る前に食事をとると、身体が活発になって睡眠の質が下がります。

・散歩やウォーキングなどの運動習慣

散歩やウォーキングなどの運動を習慣づけることで、頭皮への血行が良くなります。血液は、栄養や酸素を全身に運ぶ役割を果たしているため、血行が悪くなると頭皮トラブルのリスクが上がるのです。

散歩やウォーキングには、気分転換できるメリットもあります。ストレスが発散されることで自律神経のバランスが整って、さらに血流がよくなっていきます。一時的に運動するだけでは十分な効果が期待できないため、継続できる運動量に調節しましょう。

例えば、週3回1日30分など、無理なく続けられるよう工夫することが必要です。また、散歩やウォーキングの時間を十分に確保できない場合は、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使ったり、遠回りで出勤したりして少しでも運動することを心がけましょう。

・紫外線対策

紫外線対策は、頭皮ケアの基本です。紫外線は、頭皮の乾燥を招き、結果的に皮脂の過剰な分泌を引き起こします。また、頭皮の奥深くへと到達することでコラーゲンやエラスチンなどを壊し、頭皮の弾力を低下させるのです。頭皮クレンジングでケアをしていても、紫外線対策ができていなければ頭皮環境は乱れがちになるでしょう。

日焼け止めローションやスプレー、UVカットの日傘や帽子などで十分に対策してください。また、日焼け止めは汗で流れてしまうため、こまめに塗りなおすことが大切です。

・皮脂を洗い流しすぎない正しい洗髪

「皮脂は身体に有害なもの」といったイメージを持つ方もいるでしょう。実は、頭皮の表面に皮脂膜を張ることで、外部刺激から頭皮を守ったり、水分の蒸発を防いだりしているのです。そのため、皮脂を洗い流しすぎない正しい洗髪を習慣づけなければなりません。

洗浄力が強すぎるシャンプーを使ったり、1日に何度も洗ったりすると皮脂を落としすぎてしまいます。そのため、次のように正しい洗髪を心がけましょう。

  1. ぬるま湯で予洗い
     頭皮にまで湯が行きわたるように予洗いしましょう。
     また、熱い湯は皮脂を過剰に洗い流すため、ぬるま湯で洗ってください。
  2. シャンプーを泡立てる
     髪にシャンプーの原液をつけて泡立てると、頭皮に刺激がおよびます。
     必ず、手のひらでシャンプーを泡立てましょう。
  3. 指の腹で丁寧に洗う
     頭皮を傷つけないように、指の腹で丁寧に洗うことが大切です。
  4. 十分にすすぐ
     シャンプーが残らないように、頭皮から毛先まで丁寧にすすぎましょう。

また、使用するシャンプーの洗浄力が強い場合は、一度アミノ酸系シャンプーを試してみてはいかがでしょうか。マイルドな洗浄力で皮脂をやさしく洗い流すため、乾燥のリスクを抑えられます。ただし、シリコンが含まれていないため、洗いあがりに髪がきしむ場合があります。

・頭皮にダメージを与えないドライヤー

ドライヤーの当て方にも注意が必要です。ドライヤーの温風で頭皮が乾燥すれば、結果的に皮脂が過剰に分泌されてしまいます。少なくとも30cm以上は離して、常にドライヤーを振りながら当てましょう。そうすれば、頭皮が熱ダメージを受けて乾燥するのを防ぐことができます。それでも乾燥する場合は、使用しているシャンプーや洗髪の方法を見直すことが大切です。また、ドライヤーで乾かす前に保湿ローションを塗ると、乾燥対策となります。

皮脂の過剰分泌はAGAの前兆かも!早めに医師に相談しよう

皮脂の過剰分泌はAGAの前兆かも!早めに医師に相談しよう

皮脂の分泌が増えた方は、AGAのリスクが高い状態にあるかもしれません。AGAと皮脂の量は、直接の関係はありません。しかし、男性ホルモンが増加すると皮脂も増加します。そして、AGAは男性ホルモンの影響が大きいと考えられるため、皮脂の増加はAGAの前兆の可能性があるのです。

頭皮クレンジングをしても、一時的に皮脂の量を減らすだけであることから、気になる方は医師に相談することをおすすめします。早めに対処することで、AGAの進行を抑えることが可能です。早く受診したいのに忙しくてできない場合は、アイメッドの遠隔診療を試してみてはいかがでしょうか。

自宅にいてもスマホ越しに診察を受けられるため、頭皮の悩みを気軽に相談できます。仮にすでに薄毛が進行している場合は、できるだけ人に会わずにクリニックを受診したい方もいるかもしれません。アイメッドの遠隔診療であれば、そのような気軽な受診を実現できます。

監修者

河村優子(かわむら・ゆうこ)

河村優子(かわむら・ゆうこ)

アンチエイジングをコンセプトに体の中と外から痩身、美容皮膚科をはじめとする様々な治療に取り組む医師。海外の再生医療を積極的に取り入れて、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療を提供している。

保有資格

  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
  • 日本レーザー医学会認定医 ほか
上へ戻る