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脱毛前後の飲酒はNG!飲酒が脱毛効果に影響するってほんと?

脱毛前後の飲酒はNG!飲酒が脱毛効果に影響するってほんと?

飲酒と脱毛は、無関係に思えるかもしれませんが実は深く関係しています。また、うっかり飲酒したときは、どうすればいいのかも気になるところでしょう。そこで、今回は脱毛前後に飲酒をしてはいけない理由と、飲酒をしてしまったときの対処法について詳しく解説します。

脱毛前後に飲酒がNGな理由

脱毛前後に飲酒がNGな理由

脱毛の前後に飲酒がNGな理由は次の通りです。

脱毛前の飲酒がNGな理由

脱毛前の飲酒がNGな理由は、血流が促されることで施術時の痛みが強くなる恐れがあるためです。また、炎症が起こりやすくなり、脱毛後の肌トラブルのリスクが上がることもあります。。脱毛前に飲酒をすると、施術時の痛みを感じやすくなることも。強い炎症が起こると、シミやくすみになる恐れもあるため、脱毛前の飲酒は避けましょう。

脱毛後の飲酒がNGな理由

脱毛後に飲酒をすると、血流が促されることで炎症が強くなり、赤みやかゆみが起こる恐れがあります。脱毛の施術で刺激を受けた肌は、軽い炎症が起きている状態です。炎症を悪化させないためにも、脱毛後の飲酒は避けましょう。また、炎症が強くなってかゆみが現れると、ひっかくことで施術部位が傷つく恐れもあります。

飲酒後の脱毛はトラブルの保障外になることも

クリニックやサロンでは、施術後に肌トラブルが起きた場合、無料でアフターケアをしてくれます。しかし、すべてのクリニックやサロンで無料のアフターケアを行っているわけではなく、また無料のところでも飲酒後の脱毛は対象外としているところもあります。

脱毛の前後に飲酒をしたときの対処法

脱毛の前後に飲酒をしたときの対処法

それでは、脱毛の前後にうっかり飲酒してしまったときはどうすればいいのでしょうか。対処法をご紹介します。

脱毛の前後に飲酒したときの対応

脱毛の前後に飲酒したときは、次のような対応が必要です。

クリニックやサロンに連絡をする

脱毛の前後に飲酒をした場合は、クリニックやサロンに連絡しましょう。少量であれば問題ないと自己判断することは禁物です。また、飲酒によって起こる肌への影響には個人差があるということも覚えておきましょう。

クリニックやサロンに連絡をして、「少量の飲酒であっても施術は受けられない」と言われた場合は、予約を取り直しましょう。また、施術後に飲酒をした場合は、しばらくしてから肌に赤みやかゆみが現れる可能性があります。トラブルが起きる前に、飲酒をしたら早めにクリニックやサロンに連絡しましょう。

施術日を変更する

施術前に飲酒をした場合は、施術日を変更することをおすすめします。少量の飲酒であれば、肌への影響が出ない可能性もありますが、個人差があるため施術影響がないとはいいきれません。施術後の肌トラブルを防ぐためにも、施術日の変更を前向きに検討しましょう。

脱毛は、2~3ヵ月に1回の頻度で施術を受けます。飲酒をしたから施術を受けられなかった場合でも、再び2~3ヵ月待つ必要はありません。翌日にでも施術を受けられるので、脱毛スケジュールに大きな影響はないでしょう。

アルコールが抜けてから施術を受ける

飲酒をしても、アルコールが身体から抜ければ施術を受けても問題ありません。アルコールはどのくらいで分解されるのか、また脱毛できるまでの時間などについて詳しくみていきましょう。

アルコールはどのくらいで分解される?

アルコールの分解スピードには、個人差があります。また、体調の影響も受けるため、普段は3時間で酔いが覚めるからといって、3時間後に脱毛の施術を受けられるわけではありません。また、酔いが覚めても実際にはアルコールが残っている可能性があります。アルコールが身体に吸収されるのにも時間がかかるため、酔いが覚めるのが早いかどうかで判断しないことが大切です。

脱毛できるようになるまでの時間

アルコールが抜ける時間は、アルコール度数や飲酒量、体質などで異なります。そのため、アルコールが抜けるまでにかなり時間かかる可能性もあります。前日の夜と当日の飲酒を避けるよう指導しているクリニックやサロンが多いため、前日の夜から一切飲酒をしないことが大切です。

脱毛後に飲酒が可能になるまでの時間

脱毛後に飲酒をすると、施術部位に赤みやかゆみなどの症状が現れる恐れがあるため、一定時間の飲酒を避ける必要があります。クリニックやサロンによって指示が異なりますが、翌日から飲酒をしてもいい場合がほとんどです。ただし、炎症が起きている場合は、炎症が治まるまで飲酒をしないほうがいいでしょう。肌トラブルが起きたらサロンやクリニックに連絡をして、飲酒をしてもよくなるまでの時間を確認することをおすすめします。

飲酒以外で脱毛前後に気をつけること

飲酒以外で脱毛前後に気をつけること

脱毛の前後には、飲酒のほかにも次のことに注意しましょう。

運動や入浴を避ける

脱毛の前後に運動や入浴をすると、身体が温まることで施術部位に炎症が起こりやすくなります。これは、飲酒したときと同じく血流が促されるためです。

入浴は身体を温めますが、ぬるめのシャワーであれば問題ありません。熱いシャワーは入浴と同様に身体を温めるため避けましょう。また、運動と入浴のどちらも施術の当日だけ避けてください。施術の前日や翌日は、運動と入浴をしても問題ありません。

日焼けを避ける

脱毛後の肌は、わずかな紫外線でも大きなダメージを受けやすい状態になっています。肌が刺激を受けると、メラニン色素が生成されて肌を守ります。メラニン色素は、肌の新陳代謝で自然に排出されるのですが、大量に生成されると排出しきれなくなり、肌に沈着します。これが、シミやくすみの正体です。脱毛後は、入念に紫外線対策をして日焼けを防ぎましょう。

また、日焼けをしているところは、施術を受けられません。医療脱毛や美容脱毛では、メラニン色素に反応するエネルギーを照射するため、日焼けのメラニン色素にまで反応して、ヤケドを負う恐れがあります。日焼け止めクリームやアームカバー、帽子、サングラスなど、さまざまな方法で紫外線を防ぎましょう。

角質ケア

脱毛の前後は、ピーリングやスクラブ洗顔などの角質ケアを避けましょう。角質がはがれると肌のバリア機能が低下するため、施術中の痛みが強くなったり炎症が起こりやすくなったりします。また、施術後は肌が敏感なため、角質ケアをすると肌トラブルが起こる恐れもあります。

カミソリや毛抜きでの自己処理

脱毛前には、施術部位の自己処理が必要です。毛が長いと、レーザーのエネルギーが分散されて効果が薄れたり、肌がヤケドをしたりする恐れがあります。自己処理では、カミソリや毛抜きを使ってはいけません。カミソリは肌への負担が大きいため、施術時の痛みが強くなる可能性があります。また、毛抜きを使うとレーザーの熱をためる毛がなくなり、毛根の周りにある発毛組織を破壊できなくなります。自己処理では、必ず肌に優しい電動シェーバーを使いましょう。

脱毛の前後は飲酒を避けて肌トラブルを防ごう!

脱毛の前後は飲酒を避けて肌トラブルを防ごう!

飲酒をすると、アルコールの作用で血流が促されるため、施術後の炎症が強くなる恐れがあります。施術前に、飲んでしまったという場合は、たとえ少量であってもクリニックやサロンに相談してみましょう。

加えて、脱毛の施術後は軽い炎症を受けた状態でもあります。紫外線に対して肌が過敏になることで日焼けのリスクが高まったりする可能性があります。こうしたことをよく意識して、脱毛の前後は飲酒を避けるようにしましょう。

このように、脱毛をする際に注意すべきことがいくつかあります。脱毛を考えていても、さまざまな不安があり躊躇しているという方もいるでしょう。そうした不安を払しょくするためにも、肌トラブルや痛みへの対処が万全なクリニックでの脱毛をおすすめします。肌トラブルのリスクを抑え、充実したケアを受けるためにもクリニック選びは慎重に行いましょう。

監修者

河村優子(かわむら・ゆうこ)

河村優子(かわむら・ゆうこ)

アンチエイジングをコンセプトに体の中と外から痩身、美容皮膚科をはじめとする様々な治療に取り組む医師。海外の再生医療を積極的に取り入れて、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療を提供している。

保有資格

  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
  • 日本レーザー医学会認定医ほか
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