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ワックス脱毛(ブラジリアンワックス)は痛い?痛みや効果、メリット等を紹介

ワックス脱毛(ブラジリアンワックス)は痛い?痛みや効果、メリット等を紹介

ブラジリアンワックスは、ワックスでムダ毛を固め、専用のシートを使ってムダ毛を一気に引きはがす施術です。ムダ毛の自己処理方法はさまざまですが、ブラジリアンワックスにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ブラジリアンワックスの特徴やメリット、施術時の痛みなどについて詳しく解説します。

ブラジリアンワックスはなぜ人気?

ブラジリアンワックスはなぜ人気?

ブラジリアンワックスは、ムダ毛の自己処理方法として人気があります。人気の理由を詳しくみていきましょう。

産毛を処理できる

電動シェーバーでは、ある程度の長さがあるムダ毛しか処理できませんが、ブラジリアンワックスは、産毛のような短いムダ毛まで処理できます。ムダ毛が濃いと、顔がくすんで見えるため、定期的にブラジリアンワックスで処理することを検討してみてください。

その場で効果を実感できる

ブラジリアンワックスは、ワックスで固めたムダ毛に専用のシートをかぶせ、一定の時間が経ってからシートを一気にはがします。そのため、ケアをしてすぐに効果を実感できることが特徴です。

毛が再び生えてくる

医療脱毛や光脱毛では、毛をはやす組織にダメージが加わり、毛の再生率が低下します。毛が全く生えなくなるわけではありませんが、しばらくは自己処理の手間を大きく省けるでしょう。しかし、毛が生えてほしいときに生やすことができないということも覚えておきましょう。

ブラジリアンワックス脱毛には永久脱毛の効果がないため、毛が再び生えてきます。一時的にアンダーヘアをすべて処理したいなどの場合におすすめです。

ブラジリアンワックスの特徴と肌への影響

ブラジリアンワックスの特徴と肌への影響

それでは、ブラジリアンワックスの特徴と肌への影響を詳しくみていきましょう。

ブラジリアンワックスの成分

ブラジリアンワックスには、ハチミツや松ヤニが使用されています。除毛クリームのように毛を溶かす成分は含まれていません。

永久脱毛の効果はない

ブラジリアンワックスには医療脱毛や光脱毛のような効果を得られると思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、ブラジリアンワックスは、あくまでも毛を引き抜くだけで、しばらくするとムダ毛が生えてきます。

肌に与える影響

ブラジリアンワックスは、肌や毛穴への負担が大きい施術です。肌の表面にダメージを与えることでメラニンが過剰に分泌されて、黒ずみになる場合があります。また、毛を引きぬくときに毛穴にダメージがおよび、新しく生えてくる毛が皮膚の下に埋まる恐れもあります。

ブラジリアンワックスの種類

ブラジリアンワックスには、次のような種類があります。

・ハニーワックス(シュガーワックス)

ハニーワックスには、アレルギーが起こる可能性が高い成分は含まれていません。また、長いムダ毛を処理するときに痛みを抑えられることがメリットです。ただし、毛が1cm程度ないと脱毛できません。水溶性のため、肌に残ったワックスはウェットティッシュで拭き取れます。

・油性ワックス

油性のため、肌に残ったワックスはクレンジングオイルで取り除く必要があります。短くて細い毛にも対応でき、薄く塗布できるため低コストなことがメリットです。松ヤニを使用しているものが多いため、アレルギーが気になる方は使用の際に注意しましょう。

ハードワックス

ハードワックスは油性のため、残ったワックスはクレンジングオイルで取り除きます。短い毛を脱毛できることや、肌への負担が少ないことがメリットです。ただし、放置時間が長くムダ毛処理に時間がかかります。

ブラジリアンワックスのメリットとデメリット

ブラジリアンワックスのメリットとデメリット

それでは、ブラジリアンワックスのメリットとデメリットについて詳しくみていきましょう。

ブラジリアンワックスのメリット2つ

ブラジリアンワックスのメリットは次の2つです。

肌の表面がなめらかになる

産毛までしっかり処理できるため、肌の表面がなめらかになります。産毛が濃いと肌のトーンが暗くなるため、ブラジリアンワックス脱毛の後は肌がトーンアップするでしょう。肌のざらつきが気になる方は、一度ブラジリアンワックス脱毛をするのがおすすめです。

ただし、肌の水分が少ない場合にも肌がざらつきます。ブラジリアンワックス脱毛の後は、肌が乾燥しがちなため、必ず保湿ケアをしましょう。

粘膜の周りも脱毛しやすい

ブラジリアンワックス脱毛は、ワックスを塗ったところだけ脱毛できるため、電動シェーバーで処理しづらい粘膜の周りも脱毛できます。ただし、粘膜の周りはデリケートなため、ブラジリアンワックスを使うときは注意が必要です。できるだけ肌への負担が少ないタイプのブラジリアンワックスを選びましょう。

ブラジリアンワックスのデメリット4つ

ブラジリアンワックスのメリットは次の2つです。

永久脱毛の効果がない

ブラジリアンワックス脱毛では、永久脱毛できません。そのため、しばらくするとムダ毛が生えてきます。また、生えてくるムダ毛の量を減らしたり、成長を遅らせたりすることもできません。ムダ毛が極力少ない状態を維持したい場合は、光脱毛や医療脱毛を受けましょう。

ある程度の長さがないと使えない

ブラジリアンワックスの種類によっては、ある程度の長さがないと使用できません。また、短い毛に使えるものでも、1cm程度の長さが必要です。アンダーヘアやワキ毛など、ある程度の長さがあるムダ毛に使いましょう。

ワックスをはがすときに痛む場合がある

ブラジリアンワックス脱毛は、ワックスで塗り固めたムダ毛を引きはがす仕組みのため、痛みを伴う場合があります。痛みの程度には個人差があるため、ほとんど痛みを感じない人もいれば我慢できないほどに痛む人などさまざまです。

肌トラブルが起こりやすい

ブラジリアンワックスは、毛を引き抜いたりワックスを肌に直接つけたりするため、肌トラブルが起こりやすい自己処理方法です。敏感肌の方がブラジリアンワックスを肌に塗ると、刺激を感じる恐れがあります。電動シェーバーの自己処理で肌トラブルが起きている方は、ブラジリアンワックス脱毛でも肌トラブルが起こる可能性が高いでしょう。

ブラジリアンワックスが向いている人

ブラジリアンワックスが向いている人

ブラジリアンワックス脱毛は、次のような人に向いています

一時的に脱毛したい

一時的にムダ毛をすべて処理したい場合におすすめです。再びムダ毛が生えてくることは、メリットであると同時にデメリットでもあります。水着を着るため、「夏だけアンダーヘアをすべて処理したい」といった場合などにはいいかもしれません。

毛を完全になくしたい

ブラジリアンワックスを正しく使えば、ワックスを塗った範囲だけムダ毛をすべて処理できます。短い毛が残るのを避けたい場合におすすめです。

即効性を求めている

光脱毛や医療脱毛は、脱毛効果を得るために定期的な施術が必要です。即効性を求めている方には、ブラジリアンワックス脱毛が向いています。

ブラジリアンワックスの施術の流れ

ブラジリアンワックスの施術の流れ

ブラジリアンワックスの施術の流れは次の通りです。

  1. 処理したいところにワックスを塗ってシートをのせる
  2. 規定の時間だけ放置する
  3. シートを一気に引きはがす

詳しい使用方法はワックスによって異なるため、説明書を確認しましょう。

ブラジリアンワックスの注意点

ブラジリアンワックスの注意点

ブラジリアンワックスには、次の注意点があります。

生理中の脱毛を避ける

生理中や生理前は肌が敏感なため、ブラジリアンワックス脱毛は避けたほうがいいでしょう。また、生理中にアンダーヘアを脱毛することも衛生上の観点からおすすめできません。

適度な頻度で施術する

ブラジリアンワックス脱毛は肌への負担が大きいため、適切な頻度で施術することが大切です。また、肌トラブルが起きている場合は避けましょう。ブラジリアンワックス脱毛は、毛を引き抜くという仕組み上、どれだけ正しく使用しても肌に負担がかかります。

ワックス脱毛には永久脱毛の効果なし!医療脱毛でムダ毛処理の手間を軽減しよう

ワックス脱毛には永久脱毛の効果なし!医療脱毛でムダ毛処理の手間を軽減しよう

ブラジリアンワックス脱毛には、永久脱毛の効果がありません。また、エステサロンで受ける光脱毛にも、永久脱毛の効果がないため注意が必要です。永久脱毛したい方は、医療脱毛を受けましょう。医療脱毛では、毛のメラニンに反応するレーザーを照射して、ためこんだ熱で組織を破壊します。

医療脱毛を受けるクリニックを選ぶときは、「麻酔クリームを使用できるか」「実績が豊富にあるか」など、確認したうえで申し込むことが大切です。加えて、2~3ヵ月に1回の頻度で5~6回ほど通うことになるため、最後まで通い続けられるかということも確認しておきましょう。

肌への刺激が少なくアフターケアにも強い医療脱毛、安心して任せられるクリニックを探してみましょう。

監修者

河村優子(かわむら・ゆうこ)

河村優子(かわむら・ゆうこ)

アンチエイジングをコンセプトに体の中と外から痩身、美容皮膚科をはじめとする様々な治療に取り組む医師。海外の再生医療を積極的に取り入れて、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療を提供している。

保有資格

  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
  • 日本レーザー医学会認定医ほか
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