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チョコレートはダイエットにいいの?おすすめできる理由と食べ方

チョコレートはダイエットにいいの?おすすめできる理由と食べ方

チョコレートといえば、「高カロリーで太りやすい」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。実は、チョコレートをうまく取り入れることで、ダイエット効果を得られるのです。ただし、ダイエットに向いているかどうかはチョコレートの種類で異なります。正しく取り入れなければ、かえって太る恐れがあるため注意しましょう。そこで、今回はチョコレートを取り入れたダイエット方法について詳しくご紹介します。

チョコレートダイエットとは

チョコレートダイエットとは

チョコレートダイエットとは、チョコレートを適度に摂取することで、糖質が多く含まれている菓子類を食べるのを防ぎ、結果的にダイエット効果を得る方法です。チョコレートに含まれている成分について詳しくみていきましょう。

・チョコレートに含まれるダイエット効果が期待できる成分

チョコレートには、ミネラルが豊富に含まれています。なかでも、亜鉛は新陳代謝に欠かせない栄養素のため、ダイエット中はもちろんのこと普段から不足させないことが大切です。また、テオプロミンには疲労回復効果や集中力を高める効果が期待できます。

そのため、ダイエット中の運動への集中力を高めたり、運動による疲れを回復させたりと、ダイエットに良い影響を与えられるのです。そのほか、食物繊維がとれるカカオマスも豊富に含まれています。食物繊維には、腸内環境を整えるほか、脂質を包み込むことで吸収を抑える働きがあります。

・その他チョコレートに含まれる主な成分

脱脂粉乳や植物油、カカオバターなどが含まれています。これらの脂質は、糖質と比べて血糖値を急激に上昇させにくい性質があるため、糖質が豊富に含まれる菓子類よりは、チョコレートを食べたほうが太りにくいのです。ただし、糖質が多く含まれているチョコレートもあるため注意が必要になります。

チョコレートダイエットの正しい方法

チョコレートダイエットの正しい方法

チョコレートダイエットの方法を間違えると、かえって太る恐れがあります。チョコレートの選び方と食べ方のポイントを押さえておきましょう。

・ダイエットに向いているチョコレートの特長

ダイエットに向いているチョコレートの特徴は、糖質の含有量が少ないことです。糖質は、脂質と比べて血糖値を上昇させやすいため、間食でとらないよう注意が必要です。そのほか、食物繊維をとれるカカオマスが豊富に含まれているチョコレートを選びましょう。食物繊維は、脂質を包み込むことでカロリーの吸収を抑えます。

基本的に1日3食の食事から食物繊維を十分にとるようにして、それでも不足している場合はチョコレートから補いましょう。

・ダイエットに向かないチョコレートの特長

糖質や脂質が豊富に含まれているチョコレートは、ダイエットに向きません。ここで注意したいのは、チョコレートビスケットなど糖質を多く含むものです。糖質が控えめなチョコレートでも、ビスケットと合わせることで、太りやすい菓子類になります。

ダイエットのためのチョコレートの食べ方

ダイエットのためにチョコレートを食べるのであれば、その量に注意が必要です。チョコレートは、少量であれば太りませんが、当然ながら多量にとると太ります。小粒のチョコレートを2~3個食べる程度に留めましょう。

少量でも空腹感を抑えられ、満足感も得られます。そこに他の菓子類を食べると、チョコレートを食べた意味がなくなるため注意が必要です。また、食前や食後ではなく間食に取り入れましょう。

食前や食後に食べると、1日3食の食事にカロリーがプラスされた形になり、太る恐れがあります。間食であっても1日の総摂取カロリーが増えますが、食前や食後に食べるよりは太りにくいのです。

カカオの含有量による味わいの違い

カカオの含有量による味わいの違い

カカオの含有量が増えるほどに、苦味とコクが増えます。カカオの含有量は、一般的なチョコレートが35~50%程度で、それ以下の含有量ではミルクの量が多く、甘みが強いことが特徴です。また、70~90%台のチョコレートもあります。

カカオの含有量が上がるほどにコクが増えるため、単純においしくなるのではと思う方もいるでしょうが、同時に苦味も増えるため、含有量が多くなるほどに好んで食べる人が少なくなるのです。90%台にもなれば、ほとんど甘みを感じることができないため、チョコレートの甘さが好きで食べている方には向きません。カカオの苦味やコクを楽しみたい方であれば、おいしく食べられるでしょう。

チョコレートダイエットの注意点

チョコレートダイエットの注意点

チョコレートをダイエットに取り入れるときの注意点は、次の通りです。

・カカオの含有率が高いものを選ぶ

カカオの含有率が高いチョコレートは、糖質や脂質が少ないため、ダイエットに向いています。カカオの含有率が低いチョコレートは、乳製品や砂糖が豊富に含まれている傾向があるため避けたほうがいいでしょう。ただし、カカオの含有率が高すぎて、おいしく感じられないチョコレートはダイエットに取り入れられません。

そもそも、「他の菓子類を食べるぐらいなら、チョコレートを少量食べて満足しよう」というのがチョコレートダイエットの目的です。そのため、自分がおいしく食べられるチョコレートを選ぶ必要があります。

・食べすぎない

チョコレートダイエットでは、小粒を2~3個だけ食べます。チョコレートそのものが低糖質で低脂質なわけではありません。あくまでも、少量で満足できるのがチョコレートダイエットのポイントです。そのため、食べすぎないように注意しましょう。しばらく甘いものを食べていないと、チョコレートを食べたときに我慢できなくなり、つい食べすぎてしまいがちです。チョコレートを毎日2~3粒だけ食べて、甘いものになれることも大切でしょう。

・寝る前に食べない

寝る前にチョコレートを食べると、カロリーを消費しきれないまま眠りについてしまいます。睡眠中は、カロリーの消費が少ないため、中性脂肪が蓄えられてしまうのです。また、チョコレートに含まれているカフェインの覚醒作用で、寝つきが悪くなる可能性もあります。

・基本のダイエットを続ける

チョコレートを食べれば、痩せるわけではありません。食事や運動、規則正しい生活習慣などの基本的なダイエットをやめないことが大切です。チョコレートは、ダイエットのうち食事制限をサポートしてくれます。食事量を減らすと、空腹になるタイミングが早くなり、我慢できずに間食してしまう恐れがあります。

そこで、チョコレートを少量食べることで、満足感と満腹感を得られ、間食で糖質をとりすぎてしまう事態を防げるのです。チョコレートをダイエットに取り入れることで、日々の食事制限のストレスが和らぐでしょう。

ストレスがたまりすぎると、暴飲暴食に走りリバウンドするリスクが高まります。チョコレートダイエットのようなストレスを防ぐ方法を取り入れて、ダイエットの成功率を上げましょう。

チョコレートをうまく取り入れつつメディカルダイエットで簡単ダイエット!

チョコレートをうまく取り入れつつメディカルダイエットで簡単ダイエット!

ダイエットというと、なにかと我慢を強いられるイメージが強いのですが、少しでも甘いものを食べられると気分的にもうれしいですね。チョコレートをダイエットに取り入れることで、糖質を多く含む菓子類の間食を防ぐことにつながるでしょう。

ただ、チョコレートを食べれば痩せられるわけではないため注意が必要です。食事制限や適度な運動などによる基本的なダイエットは欠かせません。食事制限では、少しだけご飯やパスタなどの炭水化物を減らす意識も大切です。

しかし、空腹時間が長くなると、チョコレートを少し食べただけでは満足できない可能性があります。食事制限に限界を感じて、ダイエットを諦める方もいるでしょう。そうした場合に検討したいのがメディカルダイエットです。メディカルダイエットとは、医師の管理のもと、内服薬や注射、医療機器などを用いて、無理せず行える治療方法です。

過度な食事制限をすることなく、効率的なダイエットに結びつくため、ダイエットが長続きしないという人は検討してみてはいかがでしょうか。

監修者

河村優子(かわむら・ゆうこ)

河村優子(かわむら・ゆうこ)

アンチエイジングをコンセプトに体の中と外から痩身、美容皮膚科をはじめとする様々な治療に取り組む医師。海外の再生医療を積極的に取り入れて、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療を提供している。

保有資格

  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
  • 日本レーザー医学会認定医ほか
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