AGAナビ

薄毛治療やAGAについてわかりやすく解説!

抜け毛に効くサプリとは?今日からはじめたい抜け毛対策

抜け毛に効くサプリとは?今日からはじめたい抜け毛対策

抜け毛が気になる方は、サプリを取り入れてはいかがでしょうか。栄養が不足していることで髪の健康が損なわれている場合があります。ただ、サプリといっても、さまざまな種類があるため、抜け毛が気になるときに飲むべきサプリを確認しておきましょう。ここでは、抜け毛に悩む方におすすめのサプリの種類や飲み方などについて、詳しくご紹介します。

抜け毛に効果が期待できるサプリとは?

抜け毛に効果が期待できるサプリとは?

抜け毛を少しでも減らしたい方は、自分に不足している栄養をサプリで補うことが大切です。抜け毛対策に役立つサプリを詳しくみていきましょう。

おすすめの抜け毛対策になるサプリ

抜け毛対策には、次の成分が配合されているサプリがおすすめです。

・亜鉛

亜鉛は、髪の毛の生成に欠かせないミネラルです。食事から十分な量をとることが難しいため、サプリで補うことをおすすめします。

・L-リジン

髪を作るために必要な必須アミノ酸の一つで、髪の生成を促すことで抜け毛対策につながるといわれています。体内で生成できないため、サプリで補うことが大切です。

・コラーゲンペプチド

コラーゲンペプチドは、頭皮環境を整える効果が期待できる成分です。コラーゲンの生成に必要な繊維芽細胞の活性や増殖を促すことで、弾力のある頭皮へと導きます。

・ケラチン加水分解物

ケラチンは、髪を構成するタンパク質です。外部から補うことで、健康な髪の成長をサポートできます。

・ビタミン類

抜け毛を防止するとされるビタミンA、髪の生成に必要なビタミンB群、丈夫な髪へと導くビタミンC、血流を促して頭皮への栄養の供給を高めるビタミンEなどがあります。

・ノコギリヤシ

北米南部に自生するヤシ科の植物です。AGAを引き起こすジヒドロテストステロンを抑制する働きがあるといわれています。

・イソフラボン

大豆類に含まれる成分で、健やかな髪の成長をサポートするといわれています。

・ナツシロギクエキス(フィーバーフュー)

記キク科の植物で、古代ギリシャ時代から薬用ハーブとして用いられてきました。育毛に効果が期待できるパルテノライドが含まれています。

・カプサイシン

唐辛子に含まれる辛味成分です。血管を拡張することで頭皮への血流を促し、髪への栄養の供給を高める効果が期待できます。

・高麗人参

ニンジンエキスとしてサプリや育毛剤に配合されており、健やかな髪の成長をサポートする働きが期待できます。

【男女別】抜け毛対策にオススメのサプリ

抜け毛対策に役立つサプリは、男性と女性では異なります。それぞれ、次のサプリを飲むことをおすすめします。

・男性の抜け毛対策におすすめのサプリ

男性には、ノコギリヤシが含まれたサプリがおすすめです。ジヒドロテストステロンを抑えるといわれているノコギリヤシは、AGAによる抜け毛対策に役立ちます。AGAは、男性型脱毛症といい、思春期以降に起こることが特徴です。

・女性の抜け毛対策におすすめのサプリ

女性におすすめしたいのは、イソフラボンが含まれたサプリです。イソフラボンは、植物性エストロゲンとも呼ばれ、女性ホルモンのバランスを整える働きが期待できます。ただし、妊娠前や妊娠中などホルモンバランスが変化する時期には避けてください。また、過剰にとることで、ホルモンバランスが崩れて、不調が起こる恐れがあります。

サプリの抜け毛対策効果を高める方法

サプリの抜け毛対策効果を高める方法

サプリの抜け毛対策の効果を高めるには、飲む量や飲み方などに注意が必要です。サプリは、次の方法に気を付けて飲みましょう。

飲む量

サプリは、大量に飲めば抜け毛対策効果が高まるものではありません。例えば、亜鉛を過剰にとると、過剰症になる恐れがあります。サプリのパッケージや、添付の説明書に記載された目安量を守って飲みましょう。サプリは食品扱いのため、服用量ではなく目安量が記載されています。
また、食事による日々の栄養の摂取量によって、適した量は異なるため注意が必要です。例えば、日々の食事で十分に亜鉛をとれている場合は、目安量を守っていても過剰摂取になる可能性があります。自分に合った量を確認することが大切です。

飲み方

サプリに飲み方の指定はありません。ただし、継続的に飲むことが大切なため、飲み忘れに注意しましょう。毎日、異なるタイミングで飲む場合、飲み忘れる可能性があります。昼食後や夕食後に飲むなど、自分で飲むタイミングを決めておきましょう。また、夜ふかしをした日に寝る前にサプリを飲み、起床後にも飲むと結果的に過剰摂取になる恐れがあるため、注意が必要です。

相性が悪い飲み物を控える

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、鉄分や亜鉛の吸収を阻害します。そのため、亜鉛のサプリと一緒に飲まないことが大切です。亜鉛のサプリを飲んでも、カフェインを同時に取ることで吸収が阻害され、抜け毛対策の効果が低くなると考えられます。

サプリを飲むこと以外に心がけたい抜け毛対策

サプリを飲むこと以外に心がけたい抜け毛対策

抜け毛を予防方には、サプリ以外の対策もおすすめします。それぞれの対策を同時に実践することで、抜け毛対策の効果が高まるでしょう。サプリ以外の抜け毛対策の方法は次の通りです。

規則正しい生活

規則正しい生活をおくることで、髪が正常に育つ環境が整います。次のような生活を心がけましょう。

・栄養バランスのとれた食事

髪の生成には、タンパク質やビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養が必要です。どれか1つでも不足すると、髪の生成に支障をきたす恐れがあるため、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。タンパク質は肉類、ビタミンは野菜や果物、ミネラルは海藻や牡蠣などに多く含まれています。

・良質で十分な睡眠

良質で十分な睡眠は、正常な新陳代謝に欠かせません。熟睡しているときに分泌される成長ホルモンは、髪の生成を促したり頭皮を修復したりします。成長ホルモンの不足は、抜け毛の増加につながる可能性があるのです。寝る前にスマホやテレビを見るのは避け、睡眠環境を整えましょう。スマホやテレビなどの強い光刺激は、脳を活性化させて寝つきを悪くします。

正しい方法でのシャンプー

正しいシャンプーで、頭皮環境を整えることも大切です。おすすめのシャンプーと髪の洗い方を詳しくみていきましょう。

・抜け毛が気になる方におすすめのシャンプー

抜け毛が気になる方は、使用しているシャンプーが自分に合っているか確認しましょう。洗いあがりに頭皮のツッパリ感がある場合は、洗浄力が強すぎる可能性があります。反対に、ベタつきが残る場合は洗浄力が足りていなかったり、正しく洗えていなかったりすると考えられます。

洗浄力が強すぎると感じる場合は、アミノ酸系シャンプーを試してみましょう。洗浄力がマイルドなため、頭皮に優しいことが特徴です。ただし、シリコンが含まれていないため、洗いあがりに髪がきしむ場合があります。トリートメントやコンディショナーで髪を整えることが大切です。

・髪の正しい洗い方

髪は、爪を立てずに、ぬるめのお湯で洗いましょう。爪を立てると頭皮が傷つき、熱いお湯で洗うと皮脂を洗い流しすぎてしまいます。指の腹を使い、適度な力加減で頭皮を洗いましょう。また、泡が残らないように丁寧にすすぐことも大切です。髪を乾かすときは、タオルで水分を取り除いてからドライヤーをあてます。ドライヤーは、髪と頭皮から30cm以上離して、熱が集中しないように振りながらあててください。

クリニックを受診する

抜け毛が気になる方は、薄毛専門クリニックの受診をおすすめします。頭皮の状態に応じた適切な治療を受けられるため、抜け毛の悩みが早めに解消するかもしれません。治療法は、塗り薬や飲み薬、頭皮に薬剤を注入するメソセラピーなどです。

抜け毛の診察ができるのは、皮膚科や美容皮膚科などですが、できれば薄毛治療に力を入れているクリニックを選ぶとよいでしょう。治療法の選択肢が多いため、より理想に近い治療計画を立てられます。

サプリをうまく活用して抜け毛対策しよう!気になる方はクリニックへ

サプリをうまく活用して抜け毛対策しよう!気になる方はクリニックへ

サプリをうまく活用することで、抜け毛の悩みを和らげられる可能性があります。ただし、栄養が十分に足りていたり、AGAで抜け毛が増えていたりする場合は、サプリで改善することは難しいと考えられます。まずは、クリニックを受診して、頭皮と髪の状態から診断を受けることが大切です。しかし、クリニックを受診したくても仕事や家事、育児などに追われて、なかなか受診できない方もいるでしょう。

そのような方におすすめなのが、アイメッドの遠隔診療です。遠隔診療とは、目の前に医師がいなくてもスマホやタブレットを経由して診察を受けられる仕組みです。つまり、自宅や外出先から診療を受けられます。忙しくてクリニックを受診できないでいると、その間にAGAが進行し、抜け毛の悩みが大きくなるかもしれません。アイメッドの遠隔診療をうまく利用して、早めにクリニックを受診しましょう。

監修者

河村優子(かわむら・ゆうこ)

河村優子(かわむら・ゆうこ)

アンチエイジングをコンセプトに体の中と外から痩身、美容皮膚科をはじめとする様々な治療に取り組む医師。海外の再生医療を積極的に取り入れて、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療を提供している。

保有資格

  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
  • 日本レーザー医学会認定医 ほか
上へ戻る