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VIO脱毛はするべき?メリット、デメリットと施術のポイントを解説

VIO脱毛はするべき?メリット、デメリットと施術のポイントを解説

VIO脱毛をするかどうか迷っている方は多いのではないでしょうか。日本人で、アンダーヘアをデザインしたりすべて剃ったりしている人は珍しいため、抵抗がある方もいるかもしれませんが、VIO脱毛には、さまざまなメリットがあるため、確認しておくことをおすすめします。ここでは、VIO脱毛のメリットとデメリット、施術のポイントなどについて詳しく解説します

そもそもVIOとはどの部位のこと?

そもそもVIOとはどの部位のこと?

VIO脱毛は、デリケート部分の脱毛です。ただし、すべての毛を脱毛するのではなく、必要に応じてVラインやIラインだけ脱毛することも可能です。自分に合った脱毛方法を見つけるためにも、VIOの位置について確認しておきましょう。

Vライン

両足の付け根のあたりや、膣と足の付け根を結ぶ三角の範囲がVラインです。V字になっているため、Vラインと呼ばれています。サロンやクリニックによって、Vラインの位置が異なるため事前に確認が必要です。

Iライン

膣の両サイドのことです。膣に近い位置のため、自己処理には細心の注意を払う必要があります。また、粘膜ギリギリまでの施術ができない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

Oライン

肛門周りの部分のことです。自己処理が難しいため、脱毛を前向きに検討してみてください。

おさえておきたいVIO脱毛のメリットとデメリット

おさえておきたいVIO脱毛のメリットとデメリット

VIO脱毛のメリットとデメリットは次の通りです。

メリット

まずは、VIO脱毛のメリットから詳しくみていきましょう。

ニオイや蒸れ対策になる

アンダーヘアがなくなると、ニオイや蒸れに悩まされにくくなります。アンダーヘアには、生理の経血や汗などが絡み、どうしても蒸れがちですが、蒸れると雑菌が繁殖しやすくなるため、ニオイや肌トラブルが起こりやすくなります。VIO脱毛をすることで、生理中の不快感が軽減されるでしょう。

自己処理の手間が減る

VIO脱毛でアンダーヘアがなくなれば、自己処理の手間がかかりません。ある程度の毛量を残す場合でも、自己処理の頻度が減るでしょう。VIOの自己処理は、鏡で見ながら慎重に行うため、時間がかかります。また、どれだけ慎重に処理していても、うっかり粘膜を切ってしまう場合もあるため、細心の注意が必要です。

自己処理のトラブルの心配がなくなる

自己処理が不要になれば、自己処理による肌トラブルの心配がなくなります。また、頻繁に自己処理をすると、メラニン色素が沈着してシミやくすみになってしまう恐れがあります。特に、新陳代謝が低下する30~40代は、メラニン色素の排出が遅れてシミやくすみができやすくなるため、早めのVIO脱毛がおすすめです。

デメリット

続いて、VIO脱毛のデメリットを詳しくみていきましょう。

他の部位と比べて痛みが強い

VIOは、他の部位と比べて敏感です。そのため、レーザーの照射時の痛みが強く、人によっては痛みの感じ方が異なるため我慢できない場合もあります。ただし、クリニックの医療脱毛であれば麻酔クリームを使用できるため、痛みを抑えることが可能です。まずは、テスト照射を受けて、どの程度の痛みなのかチェックするといいでしょう。

脱毛後にトラブルが起こりやすい

VIOは肌が敏感なため、施術後の肌トラブルも起こりやすいことに注意が必要です。施術後は、日焼けや乾燥を防ぐためのスキンケアをしましょう。クリニックでは、炎症を抑える薬を処方してもらえます。

VIOのデザインの種類について

VIOのデザインの種類について

VIO脱毛といえば、すべての毛を処理するイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。実は、好きな形にデザインすることも可能です。VIOのデザインの種類についてご紹介します。

すべての毛を処理するハイジニーナ

ハイジニーナは、VIOすべての毛を処理する方法です。ハイジニーナは、日本語で「衛生」を意味する「Hygiene」が語源とされています。完全に毛をなくすため、蒸れにくくニオイも起こりにくいことが特徴です。

毛量を減らす

VIOの毛を全体的に残しつつ、毛量を減らすのも一つの方法です。照射回数を調整することで、アンダーヘアのボリュームを減らせます。ボリュームを減らすだけでも、蒸れによるニオイや肌トラブルが起こりにくくなるでしょう。

Vラインをハートや星型に整える

脱毛の施術では、レーザーを照射したところだけを脱毛できます。そのため、Vラインをハート型や星型にデザインすることも可能です。

VIO脱毛の流れ

VIO脱毛の流れ

VIO脱毛の施術の流れは次の通りです。

自己処理

脱毛前には、自己処理が必要です。毛が長いと、レーザーのエネルギーが分散されて脱毛効果が低下します。また、ヤケドのリスクも高まるため、入念に自己処理しましょう。自己処理のタイミングは、施術の前日です。直前に自己処理をすると、肌がダメージを受けている状態で脱毛を受けることになるため、肌トラブルのリスクが上がります。

自己処理では、長い毛をはさみでカットしてから、肌に優しい電気シェーバーで剃りましょう。その後に、必ず保湿ケアをして肌のバリア機能を整えてください。

施術を受ける

VIO脱毛を受けるサロンやクリニックに行き、カウンセリングを受けましょう。施術の詳細や施術に伴うリスクなどの説明を受け、契約書を交わします。その後、初回施術日を決定します。予約が空いていれば、カウンセリングの当日に施術を受けることも可能です。また、クリニックでは麻酔クリームを使用するかどうかを選べます。必要に応じて麻酔クリームを塗り、試し打ちをしてから本格的に施術をしていきます。

アフターケア

施術後は、保湿ケアや抗炎症薬の塗布などのアフターケアを受けます。帰宅後は、次のようにケアしましょう。

施術部位を保湿する

脱毛後は、施術部位が乾燥しやすくなるため、指示に従って化粧水や乳液で丁寧に保湿ケアしましょう。乾燥すると、赤みやかゆみなどの症状が現れる恐れがあります。デリケートゾーンは敏感なため、低刺激の保湿ケア用品を使うことが大切です。

施術の当日は身体を温める行為を避ける

施術の当日は、飲酒や入浴、運動などの身体を温める行為を避けましょう。施術部位には、炎症が起きやすい状態のため、身体が温まることで血流が促されると、炎症が強くでる恐れがあります。

VIO脱毛期間中の注意点

VIO脱毛期間中は、次のことに注意しましょう。

カミソリや毛抜きは使わない

自己処理では、カミソリや毛抜きを使わないでください。肌や毛穴に大きな負担がかかるため、肌トラブルが起きて施術できなくなる恐れがあります。また、毛抜きで毛を根元から引き抜くと、レーザーが反応する毛がなくなり、脱毛効果を得られなくなります。

生理中に被らないように日程を決める

生理中は、施術ができなくなるため、生理日に被らないように日程を決めることが大切です。また、生理中の施術を受けられるかどうかは、クリニックやサロンによって異なります。

VIO脱毛のQ&A

VIO脱毛のQ&A

それでは、VIO脱毛でよくある質問にお答えします。

脱毛完了にかかる施術回数は?

毛を残す量で異なりますが、医療脱毛では5~6回、美容脱毛では10~12回が目安です。

VIO脱毛はどれぐらい痛い?

VIO脱毛の痛みには、個人差があります。また、Iラインは毛が太くて皮膚が薄いため、特に強い痛みを感じやすい場所です。医療脱毛よりも美容脱毛のほうが痛みは少ないですが、麻酔クリームを使用できません。麻酔なしの美容脱毛は受けられなくても、麻酔ありの医療脱毛であれば受けられる方もいるでしょう。

VIO脱毛でいつものお手入れをもっとラクに!

VIO脱毛でいつものお手入れをもっとラクに!

VIO脱毛をすると、自己処理の手間を減らせます。VIOの自己処理は、粘膜を傷つけたり乾燥を引き起こしたり、さまざまなリスクをともないます。VIO脱毛で自己処理の手間を減らすことで、肌トラブルの心配も少なくなるでしょう。

生理中のニオイやかゆみ、炎症などの肌トラブルの心配も少なくなるため、前向きに検討することをおすすめします。ただ、施術時の痛みが強いため、痛みに弱い方はVIO脱毛を受けるのをためらうのではないでしょうか。しかし、医療脱毛であれば麻酔クリームを使用できるため、痛みに弱い方でもVIO脱毛を受けやすいでしょう。麻酔クリームや、抗炎症薬によるアフターケアなどを徹底しているクリニックを選ぶことをおすすめします。

監修者

河村優子(かわむら・ゆうこ)

河村優子(かわむら・ゆうこ)

アンチエイジングをコンセプトに体の中と外から痩身、美容皮膚科をはじめとする様々な治療に取り組む医師。海外の再生医療を積極的に取り入れて、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療を提供している。

保有資格

  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
  • 日本レーザー医学会認定医ほか
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